9月「モビールを作ろう」オンラインと事務所でのハイブリッド開催、10月「墨で描こう」

9 月は緊急事態宣言延長のため会場が使えず、希望者の自宅に材料と作り方説明用紙を郵送して、オンラインと事務所、自宅でモビールを作って、持って来てもらいました。様子と作品の写真です。

オンライン6名、事務所来所3名、自宅製作1名で、たくさんの作品ができました。

組み合わせてモビールにして、事務所に展示しています。
11月の「ひとみらい文化祭」で展示予定です。お楽しみに!

10月はようやく、西部障害者福祉会館に集まって、「墨で描こう」を開催することができました。
新たに4名の参加者が増え、2部屋に分かれて活動し、たくさんの墨の絵や書の作品ができました。

割り箸の先や綿棒、スポンジ、タンポ等に墨をつけて描いたり、押したり、垂らした墨を流したり、教えられなくても、一人一人がすごく工夫していました。

合間に、「くばらだんだんアート」や「障害者アート商品化企画」に応募する絵を描いたりした方もいます。

藤尾先生より(9 月の「モビールを作ろう」の講評)

  • 自分自身も、どんなものを使って何を作るのか、よくイメージが湧かなかったのですが、皆さんそれぞれ工夫して作品を作ったのが分かりました。色が美しいですね。光を通すと輝いて見えます。
  • お家の方も一緒に参加してくださって、みんなが画面をよく見て、手を振ったり名前を呼びかけたり、そしてじっと作品作りに集中しているのが、すごいなーと思いました。子どもたちにとって、飯場になっているような気がします。やって良かったなーと思いました。
  • とても大きな作品もあって、美術館に飾るともっと引き立つと思います。たくさん飾ると、お互いの色が響き合って、美しい作品になっています。
  • 事務所に来た子達も、自分で考えてイメージを持って、集中してどんどん作っていましたね。

10月「墨で描こう」の講評

  • 墨は、いいですね。どんどん広がります。一人一人の個性がとっても出ていますね。こんなに集中して、たくさん描けるのはすごいことです。紙が破れるのも、また面白い。和紙ににじんだり、ぼかしたようになるのも味わいがあります。
  • これを描こうと思って、決めて来た人もいるし、描いているうちにどんどんイメージが湧いて、描き方を工夫して、次々に描いた人もいますね。
  • 筆でないもので描くのも、面白いものができますね。割りばしの先を尖らせたものに墨をつけて、とても細かい絵を描いた人が何人かいましたね。力強い線や細かい線もありました。よく描けているなー、とびっくりしました。
  • スポンジから紙に墨をしぼって、その紙を傾けて流したり、濃淡をつけてスタンプみたいに押したり、自分で考えて、人とは違う描き方をしている人もいましたね。乾くと面白い作品になります。

参加された保護者様より

9月もzoomを使っての活動でしたが我が息子といえば、ぐうぐう眠っていたので私だけ参加。 (ただ見てだけ)

しかし8月より多くの参加で画面越しに楽しそうな雰囲気が伝わってきました。藤尾巨匠の見本を元に皆さん制作されていたのにどれ一つとして同じものがない。それぞれの創意工夫がみられました。素晴らしい。
(何回もいうけど私は見ていただけ)

そして相変わらずメインパーソナリティーのお二人が画面から消える。
画面越しに「作品を見てー」と訴えている参加者が「誰もみてくれない」 とつぶやく。
途中でzoomが消えるという安定のわちゃわちゃぶりで面白かったです。

作品展示のご案内

  1. ひとみらい文化祭(キャリアサポートクラブの展示スペースがあります)
    11 月 19 日(金)~21 日(日) 北九州市立美術館黒崎市民ギャラリーにて
  2. 好きなものの絵と造形展(詳細は、案内チラシをごらんください)
    11 月 24 日(水)~29 日(月) キッチンさんらいず(戸畑区小芝 3-12-14)
  3. 北九州市障害者芸術祭 (希望者が出展しています)
    11 月 23 日(火)~28 日(日)北九州市立美術館黒崎市民ギャラリー
  4. ふくおか県障がい児者美術展(希望者が出展しています)
    12 月 7 日(火)~12 日(日)北九州市立美術館黒崎市民ギャラリー