「心のままに描いてみよう3」アートワークショップ第 1 回

新シリーズが始まりました。

画家の藤尾修二さんと一緒に「食べ物を描こう」を行いました。

最後にお互いの作品を見せ合って、藤尾先生に講評をいただきました。

  • はちみつのオレンジのぬり方がとてもすばらしく、イラストもデザイナーみたいです。色鉛筆とマーカーで綺麗です。
  • 大きな紙に描いて、赤いいちごの良さが生きています。目立つね!お母さんの柿の絵も傷まで描けて、上手ですね。
  • 肉の絵は、水彩絵の具の使い方がとても良い。自分なりの見方で、他の人と違うフォルムの良さがあります。
  • 描きたいものがたくさんあって、決めた物をあきらめないで、最後まで何枚も描いたのが、良かったです。
  • ラーメン、チャーハン等、色の選び方、色鉛筆の使い方がとても上手。色に対し敏感で組み合わせが良く、美しい。
  • りんごを立体的に捉えようと、一生懸命影を描いて、丸に沿って色鉛筆の線を重ね、りんごの丸みを出しています。
  • 大きな画用紙に大きく描いて、色々な色で塗ってブツブツも描いて、オレンジ 1 個で立派な絵になりました。
  • なすびの色を選んで、ぐるぐる丸を描きました。お母さんに「○○しますよ」と言われて、自分から描いたから、作品ができて、気持ちが良かったと思います。
  • お寿司をたくさん描いて、ご飯の点々も描けています。色々な種類のお寿司をぬり分けて描けましたね。
  • 色がきれいで対比が良い。いちごとバナナの形がいいね。本物のピーマンを手にとって描いたので緑がきれい。

今回は、6 人のお母さんが一緒に自分で絵を描いてくださって、アート活動を体験してもらえたので、良かったです。

3月のワークショップレポート
(参加された保護者様より)

息子も通い始めて 1 年経ちました。いや途中参加だったから 1 年も経ってないかも。あれ?いつから通っているのか分からない。まあどちらにしても今年度スタートしました。
通い始めてしばらくは部屋に入ることも出来ず、これで活動なんてできるであろうか?と思っていました。しかしなんとか部屋に入れるようになり、なんとか活動も出来るようにまでなりました。
いやあ長い道のりでした。
これも先生方のサポートのおかげだと思っております。

さて今回のテーマは食べ物をよく観察して描いてみよう、だったはず(自信無し)。わが子は好きな食べ物だとよく観察する前から食べ始めてしまうので、先生方が準備してくださったイラストカードや食べないであろう野菜など見せて描くようにしました。
さらに今回は保護者も描いてみようということで保護者も挑戦しました。

私は先生から、朝切ってきたというキャベツを渡されました。

キャベツなんて切って食べるだけのものなのに、人生で初めてキャベツを長いこと観察し描いてみました。

久しぶりの描くという行動。いや難しい。見れば見るほど難しい。描けば描くほど訳が分からない。そんな中、隣で息子が描く絵?はいつも点か棒かぐるぐる円です。ナスに合わせて紫のペンを渡すとグルグル描き、ピーマンだと緑のペンでグルグル。そんな線でも先生は褒めてくださいます。

とにかく、どこか何か見つけては褒めてくださいます。
その様子をみて私は先生を「先生褒めるのが上手」と褒めます。
褒め称えの応酬です。

しかし褒め上手の先生の絵を拝見いたしましたが静物画は写真のように鮮やかであり、手に取れるような立体感。そんな素晴らしい絵画の先生から褒められる参加者はものすごくラッキーだと思います。
来月はどんなラッキーが起こるか楽しみです。