仕事体験NO.3 ~市立埋蔵文化財センター

8月24日(金)中学生1名、高校生2名の3名で、北九州市立埋蔵文化財センターにうかがいました。
全員、初めて行った場所でした。埋蔵文化財調査室の佐藤室長さんが、仕事内容について詳しく話をしてくださいました。
その後、普段は入れないバックヤードに入れていただき、職員の方の測定、復元、整理等の仕事の様子を見せていただきました。

バックヤードや展示物を見て、子ども達は皆「市内にこんなにたくさん遺跡があるんだ!」と驚いていました。また、発掘されたものを洗ってつなぎ合わせたり、大きさや厚さを調べて、どんな用途に使っていたか、調べたりすることにも関心を持った様子でした。復元した遺物を手にとって手触りや重さ・色で時代の違いを感じたり、かけら1個ずつに細かく書かれた記号を見て比べたりしました。

「発掘ってどんなイメージ?」と室長さんに聞かれて「難しそう」 と参加者が答えると「一般の人にはあまり知られていないから、実際に見に行きましょう」と言われ、近くの発掘現場に連れて行っていただきました。暑い中、大勢の方がグループに分かれて発掘作業をしてありました。
学芸員の方に発掘作業の手順や、井戸・柱があった場所や当時使われていた食器の欠片等、説明していただきました。「こんな町中に遺跡があるんだ」、「遺跡って大昔と思っていたけど江戸時代とかのもあるんだ」、「自分のマンションもいつか遺跡になるのかな?」 等、帰り道では、様々な感想が出ていました。